レヴナンツトール(Revenant's Toll)
アルデナード小大陸中央部に位置するモードゥナ地方にある拠点で、旧キャンプ・レヴナンツトールが第七霊災の影響で破壊されてしまったために(「崩壊したキャンプ」)冒険者ギルドが主導してその東側に新たにエーテライトが作りなおされた。そのため街ではなくキャンプという扱いになっている。
今では新しいエーテライトを取り囲むように数件の店が開かれ、さらに東のほうにはクリスタルタワーの調査を行う「聖コイナク財団」の調査地も設営され、冒険者で賑わうようになった。ここが「レヴナンツトール」、つまり「亡者の晩鐘」と呼ばれているのは度重なる悲惨な事件により「死者が死者を弔うしかなかった地」であることに由来する。
旧レヴナンツトールの歴史
かつてモードゥナの一帯は、西部にその美しさから女神の泪に喩えられた巨大な滝「銀泪瀧」があり、その滝から注ぎ込まれる豊かな水をたたえた「銀泪湖」を中心とした沼沢地が広がっていた。過去においてはエオルゼア随一の観光地でもあったという。ところが第六星暦末期ガレマール帝国のエオルゼア侵攻お際の「銀泪湖上空戦」により付近の環境は一変した。ガレマール帝国軍の戦艦「アグリウス」墜落時に青燐炉隔壁が損壊、銀泪湖の湖水の大半を蒸発させ、湖畔に大規模な水晶化現象を引き起こし、大地は広大な荒れ地と化してしまったという。この結果、豊かな自然や観光地であった面影は今は見られない。唯一の救いは一帯はクリスタルの一大産出地となっり、さらにクリスタルを「高純度クリスタル」に変える場所もあるという新たな産業が根付いたことである。しかし、追い打ちを掛けるように第七霊災が起こり、その被害によりかつてのキャンプ・レヴナンツトールは崩壊した。
歴史や史跡の旅~Chronicle Encyclopaedia~